福井県日向の「ウマヅラハギ」
日向村張り定置網(福井県)
日本海の暖流と寒流が交わる若狭湾では、ブリやサワラをはじめ四季折々の豊富な魚種が水揚げされます。潮流に揉まれほどよく身が締まり、脂の乗った若狭の海産物は、京都では「若狭もの」と呼ばれ、都の食文化を支える最高級の食材として珍重されてきました。
そんな若狭湾に面した昔ながらの漁師町・日向(ひるが)から届く旬魚が「ウマヅラハギ」。馬のような長い顔に由来するウマヅラハギの特徴は、秋から冬にかけて膨らんでくる濃厚な肝。上品な甘みのある白身とともに食すと、舌の上でとろけるような味わいが堪りません!
ヨンパチのウマヅラハギは、日向の村張り定置網と、漁師歴50年のベテラン漁師・志賀亀一郎さんが活魚で水揚げ。生簀で数日活かして落ち着かせ、出荷直前に一匹一匹丁寧に血抜きを行うことで、繊細な身と濃厚な肝の旨味を最大限に味わうことができます。
日向よりお届けする若狭湾の秋の味覚を、この機会に是非ご賞味ください。