食欲の秋は、日本酒ファンにとっても特別な季節。「冷やおろし」の季節の到来です!
「冷やおろし」とは、早春にしぼった新酒を、夏の間涼しい蔵で熟成させたもの。程よい熟成によりカドが取れ、味も乗ってまろやかな飲み口となるため、左党はもちろん日本酒ビギナーにもオススメな、季節を愉しむお酒です。
さて、旨い魚と酒には目がないヨンパチも、各蔵元自慢の冷やおろしを多数入荷していますが、本日ご紹介するのは「大那 夏越し純吟」。
落ち着いた香りに柔らかな米の旨味が広がるスッキリとした辛口酒。ひと夏を越し、少し熟成した味わいとキリッとした余韻は、秋の旬魚との相性もバッチリ。特に、脂の乗った魚をパリッと香ばしく焼き上げた塩焼きや、甘辛くホックリと煮付けた魚ともよく合います。
少しずつ寒くなってきたこの時期、温かい料理と共に秋を感じることができるのが冷やおろしの醍醐味ですね。
大いなる那須の大地が育んだ究極の食中酒。秋の味覚のお供にいかがでしょうか。
大那 夏越し純吟 無濾過生詰 純米吟醸
菊の里酒造(栃木)
原料米:那須美山錦
精米歩合:55%